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デニムリペアの風景

①サイドをほどきます。（Before）
②裏から似た糸で横糸を作り仮止めします。
③表からマイナスドライバーなどで糸の具合を調整しながらミシンします。
④サイドを閉じます。（After）

デニムのリペア

デニムのメンテナンス、デニムのお直し、デニムのリペア、このブログでも何度かご紹介してますので今回は実は・・・・なことをご紹介します。

↑このように名刺などを添えてミシンをすることがあります。

なぜなら、、、、

右はミシンした後、左はまだミシンしていないところでポコポコしてます。

生地は伸びるのです。

その伸びた生地をもとにもどすため名刺などの面で押さえてミシンします。

↓仕上がり。ポコポコがなくなりました。


当アトリエでは実は当て布がこんな柄だったりもします。

表からみるとこんな感じ。


表


裏

誰も知らない自分だけの楽しみ。。。。

デニムのメンテナンス

デニムパンツは、履けば履くほど、履き潰れて、ボロボロになっていきます。お気に入りのデニムパンツ、、、気に入っていても履くにはちょっと…ってなってしまいます。。。
ヘイアドウードでは現状デザインそのままに、、、お気に入りのまま大切にできるお直しをご提案しております。

まずは右ヒザから。。。

サイドを割いて、、、

似た糸で横糸を作ります。

アイロンを当て、手で押さえるなどして急に冷ますと結構こんななって固くなります。

そして裏から仮止めします。


全体にあて布をします。

表に返しクシや目打ちで自然に見えるようにします。

縫います。。。

サイドを閉じ、

完成。。。




他のところも、、、

裏はこんな感じで絆創膏みたい。。。


ここも、、、

こんな感じに。




そして、裾。。。。。。。

裏糸がなくなってます、、、

が表の糸は残っているので糸の上を縫います。。。

完成。


裾はロールアップさせて履くこともあるというので、あて布なしで糸だけで補強しました。
こんな感じ。。。


ロールアップさせたときも大丈夫。


こんなに穴は、、、

毛糸をほぐして詰めて縫いました。

裏はこんな感じ。






糸の外れ、、、
ファスナー下のこの部分は分厚く、中に糸が入る分、こんなに糸がたるんでます。

裏から針を入れ、同じ場所に戻ります。

締めていきます。

ググッとしめます。

この繰り返しで、、、、
完成。



一本のデニムパンツに使った糸です。
色がその場その場でちがうので……。

ヘイアドウードでは200色以上（60番糸）揃えておりますので、、、できる限りさせていただきます。。。

お気に入りのデニム、、、
あきらめたデニム、、、
ご相談くださいませー。

お直しされたパンツを自分らしく。

ご依頼はお直しされたパンツのお直しです。。。某ブランドが好きということをお伺いした上でのお直しです。


ダメージの再リペアとウエスト出しをします。
まずはリペア。こんな場所は…
バラしてミシンで叩きます。


そしてウエスト出し。サイドをほどいて、、、

某ブランドが好きということで…
以前、某ブランドのお直しをしたときの端切れを使います。

こんな感じに、継ぎ足しました。

リーバイスと某ブランドと僕のコラボレーションです。

デニムリペア（横糸入れ）

１疑似横糸を用意する。
２裏から仮止めする。
３表から目打ちやクシで自然に見えるように調整する
４ミシンでたたく。



１（Before）サイドを解く
２裏に疑似糸を仮止めする。
３表からミシンでたたく。
４サイドを閉じます。（After)


左（Before)→右（After)

デニムリペア

デニムパンツはいろんなところで活躍します。そして汚れたり破れたり、、、それが味となり、また、体にも、馴染んできて愛着がわいてきます。
私はそのままで素敵だと思います。
リペアもそのままを維持しつつダメなところを直しつつできる限り今の状態を崩さずにするようにしています。生地が伸び過ぎていたりいている場合は縮めながら縫います。
表


裏

ヘイアドウードのデニムリペアは基本、細い糸を使い。縦と斜めのステッチです。そして緩やかです。理由は表にあまり目立たないようにすることと、デニム地の固さや風合いをそのままに残すためです。


目打ちで生地を押さえつつ…などなど、いろいろとあるのですが、楽しい作業です。昔、化石修復の仕事をしていたのですが、そのときのことをよく思い出します。

リペアつながりでしょうか…。

大切にすれば大切にするほど、大切な思い出と共に素敵にしていけます。

↓一般的なリペアです。ミシンでたたいたところが固くなり生地の風合いも変わってしまいます。

当アトリエでは基本細い糸でさせていただき、見た目もは着心地も自然な感じにいたします。
ご相談時にお好み、どのようにリペアするかお話した上で作業させて頂きます。大切にすればするほど良くなっていくようなお直しを心がけております。